音を伝える事を生業にしてきて
どうすれば、上手くなるのか自分に納得できるのかを
僕は長いこと考えてきたと思う。
今回は、僕が思う音を伝えるという事が
どうすれば上手くなるのかをツラツラと記したいと思う。
断っておくが
自分の音響に自信がある訳じゃない。
下手クソだし、もっと上手くなりたいと思ってる。
自分より良い音を出す人が居たら嫉妬するし
稀に出会う天才に憧れる。
まず、大前提として機材や理論がある人間よりも
経験値とセンスある人間の方が良い音を出す。
クソみたいな機材でも良い音を出す人は居る。
まさしく、弘法筆を選ばず。
僕は機材好きなので色々な物を買うけど
機材があるから良い音が出せる程、甘くは無い。
機材を変えたら音は変わる。大切なのは変わった先。
理論だけで良い音を出すことも可能だと思うが
良い音を出す為には色々な要素が絡むので
理論が膨大な量になるだろうし、並外れた頭の回転も必要だ。
理論だけで良い音が出せたら、秀才なんだと思う。
んで、大切だと思うのは経験値。
勿論、ただ数をこなすだけじゃ駄目だ。
毎回、落ち込んで後悔して次に生かして
更に新しい事に挑戦する。
自分に妥協したら成長なんてしない。
最後にセンス。
これが1番、難しい。才能と言ってもいい。
これの正体は長いこと考えてきたけど
今、現在の僕なりの答えは『思いやり』だと思う。
音を伝えるのは『思いやり』の連続だ。
聴きたい音、伝えたい音。
これをこうしたらこう。お客さんの事を思い。演奏者の事を思う。
すべての人の深層心理を汲み取るれるというのが
自分なりに出したセンスの答えだ。
自分にそれがあるかは解らないけど、
そうなれるように努力はしていきたい。