例えば、紙コップに向かって大声で叫ぶと紙コップが揺れるでしょ。
建物でも、ある一定以上の音量を出すと
小屋(ライブハウス)が共鳴するんだよね。
小屋の構造がしっかりしてなければ共鳴はしやすいけど
そういった小屋って一定以上の音量が出せる音響設備が無い。
逆に音響設備が整った場所だと
小屋の構造もしっかりしてるから小屋が共鳴し難い。
間違えないでほしいのが、小屋が共鳴って言っても体育館とかでなる
音の反射でウワンウワンしてる事じゃなくて、
小屋自体がスピーカーの一部になる特別な瞬間がある訳。
お客さんが多ければ、それだけ音が吸収されちゃうから難しくなるし
季節が冬だったら、お客さんの布の量が多くて難しくなる。
色んな要素が必要になるが、
一番難しいのはバンドのパワーだろう。
日本のバンドだとハードルが高い。
僕も過去に数回しか体験した事がないけど、小屋が共鳴すると
『スゲー!小屋が鳴ってる!』ってスグに感動できると思う。
因みに、スピーカーが吊ってあって、ラインアレイだと
特性上、小屋を共鳴させるのは難しいと思う。
僕が音響した中で一番、共鳴しやすいライブハウスは
下北沢SHELTERかな。
Foo Fightersが下北沢SHELTERでライブをしたら
間違いなく小屋が共鳴すると思う。
但し、お客さんがガラガラだったらね。。。